もっと詳しく!「女性の視点で読み直す歌舞伎」第106回でじっくり「霊験亀山鉾」 2023.02.05 「女性の視点で読み直す歌舞伎」、第106回は、歌舞伎座「二月大歌舞伎」の第三部、鶴屋南北の「霊験亀山鉾」です。今回は3月に79歳となる片岡仁左衛門が「一世一代」と銘打ち、通し狂言を渾身の舞台を勤めています。その不敵な笑うに背筋が凍るほど恐ろしい悪人・水右衛門と、ワルと
「女性の視点で読み直す歌舞伎」第104回は「十六夜清心」について! 2023.01.09 「女性の視点で読み直す歌舞伎」、第104回は、歌舞伎座1月公演「壽初春大歌舞伎」の第三部にかかる「十六夜清心」です。河竹黙阿弥の名作の一つですが、今回は珍しく通し狂言で掛かっています。主演は十六夜が中村七之助、清心が松本幸四郎といずれも初役。「心中したはずの二人が生きていた」というと
第104回「女性の視点で読み直す歌舞伎」~「毛抜」 2022.12.06 「女性の視点で読み直す歌舞伎」、第103回は、十二月歌舞伎座十三代目市川團十郎襲名披露公演十二月公演にかかる「毛抜」です。歌舞伎十八番の内で、よくかかるお芝居ですが、まだ十一歳の新之助が粂寺弾正という主役を、大人の座組で演じるというのが話題ですが、この「毛抜」いったいどんなお話でしょうか?
第103回「女性の視点で読み直す歌舞伎」歌舞伎十八番より「助六」 2022.11.06 「女性の視点で読み直す歌舞伎」、第103回は、十三代目市川團十郎襲名披露公演で十一月・十二月とかかる「助六」です。華やかな花街の一幕の中に、重層的に様々な要素が含まれているので、それを知っていると、さらに面白く感じることでしょう。今回は、女性の視点
第102回女性の視点で読み直す歌舞伎「双蝶々曲輪日記」を開催しました 2022.10.14 第102回「女性の視点で読み直す歌舞伎」は、現在平成中村座の第一部にかかっている「双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょう・くるわにっき)」を取り上げました。「平成中村座」では「角力場(すもうば)」という場面のみしかやりませんが、このお話には「引窓」という有名な場面もよく上演され、「角力場
女性の視点で読み直す歌舞伎「双蝶々曲輪日記」 2022.10.10 「女性の視点で読み直す歌舞伎」、第102回は現在平成中村座の第一部にかかっている「双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょう・くるわにっき)」を取り上げます。「平成中村座」では「角力場(すもうば)」という場面のみしかやりませんが、このお話には「引窓」という有名な場面もよく上演され、「角力場」
女性の視点で読み直す歌舞伎、100回記念講座「今の歌舞伎、ミライの歌舞伎」 2022.07.18 2013年12月から開始した「女性の視点で読み直す歌舞伎」が、8月19日の開催で100回を迎えます。「歌舞伎の中のWifeたち」連載を前身として始まり、本講座を元にして「恋と歌舞伎と女の事情」を出版。参加者の皆さんの温かいエールに育てられ、コロナ禍のお休みも非常に短期間で、リ
第99回「女性の視点で読み直す歌舞伎」~「オグリと小栗」(當世流小栗判官) 2022.07.01 歌舞伎座の隣のビル4階・GINZA楽学倶楽部で、2014年から月1回開催している「女性の視点で読み直す歌舞伎」。2022年7月に取り上げる作品は、この月の歌舞伎座七月大歌舞伎第一部で上演される「當世流小栗判官」です。この公演中に宙乗り1000回を迎える市川
第98回女性の視点で読み直す歌舞伎「堀川波の鼓」 2022.05.22 歌舞伎座の隣のビル4階・GINZA楽学倶楽部で、2014年から月1回開催している「女性の視点で読み直す歌舞伎」。2022年6月に取り上げる作品は、7月に大阪松竹座で上演される「堀川、波の鼓」です。近松門左衛門の問題作。「三大姦通物」の一つに数えられる「妻の
第97回「女性の視点で読み直す歌舞伎」~「金閣寺」 2022.05.05 歌舞伎座の隣のビル4階・GINZA楽学倶楽部で、2014年から月1回開催している「女性の視点で読み直す歌舞伎」。2022年5月に取り上げる作品は、この月の歌舞伎座五月大歌舞伎第一部で上演される「金閣寺」です。一昨年のNHK大河ドラマ「麒麟が来る!」で、吉田