今月は京都南座でも歌舞伎公演があります。
「三月花形歌舞伎」で、
1月に「浅草新春歌舞伎」の成功で注目を浴びた
若手中の若手たちが活躍します。
私が特に注目しているのは
昼の部では「鳴神(なるかみ)」。
松也の鳴神上人に米吉の雲絶間姫(くものたえまひめ)のコンビというだけで
わくわくします。
ある意味、浮世離れしたお坊さんを落とす峰不二子、みたいなお話なので、
そこがエロ過ぎず、でも色っぽく、それでいて格調高く、大きく演じられるか、
ぜひ観てみたいです。
ほかに「矢の根」と「流星」。
「矢の根」では荒事を極めたいという歌昇に注目。
「流星」は、急逝した父親に捧げる巳之助の舞を応援したい。
夜の部は、「弁天娘女男白浪(べんてんむすめ・めおのしらなみ)。
いわゆる白浪五人男です。
若手がずらっとならぶところ、華やかでしょうね。
(3/1の出演者による清水寺参拝は、
スーツ姿のイケメンたちが、
雨のため番傘もっての勢揃いでした!)
松也の弁天小僧も、
美しい娘姿と見顕し以後の不良少年姿、
どちらもカッコいいでしょうねー。
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