今月の歌舞伎座は、
昼が
「本朝廿四孝(ほんちょうにじゅうしこう)~十種香」
木下順二作「赤い陣羽織」
「重戀雪関扉(つもるこいゆきのせきのと)」
昼が
「本朝廿四孝(ほんちょうにじゅうしこう)~十種香」
木下順二作「赤い陣羽織」
「重戀雪関扉(つもるこいゆきのせきのと)」
本朝廿四孝では八重垣姫を中村七之助が、濡衣は中村児太郎、勝頼が尾上松也のフレッシュな顔ぶれで。
「赤い陣羽織」は肩の凝らない民話仕立て。喉をつくって「牡丹燈籠」で玉三郎相手に抜群の呼吸を見せた市川中車と、若いながら変幻自在の女方を務める児太郎に期待。
「重戀雪関扉」はなんといっても玉三郎の傾城墨染実は小町桜の精が眼福。
そして松緑が関守関兵衛実は大伴黒主をどこまで大きく演じられるかがカギです。
夜は
通し狂言「妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)」
「杉酒屋」は文楽ではよくかかりますが、歌舞伎ではあまり出ません。
「杉酒屋」「道行恋苧環」のお三輪は七之助、「金殿」のお三輪は玉三郎が演じます。
橘姫は児太郎。
今年4月の平成中村座で、七之助/児太郎での金殿を観ています。
今回児太郎は七之助と玉三郎の二人のお三輪を相手にしますが、健闘を期待します。
玉三郎も、後輩たちへ自分の芸を間近で示し教えるチャンスですから、一際輝いて見せるでしょう。
中車が初の女方に挑戦するのも話題ですね。
詳しくは、歌舞伎美人(かぶきびと)をご覧ください。
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