【2014年6月29日】
おかげさまで7月から第3クールに入る「女性の視点で読み直す歌舞伎」。
7回目となる今回は、
「隅田川」と「瞼の母」で‘子ゆえの闇’について考えます。
「隅田川」は、
さらわれた子どもを探して京都から東京の隅田川までやってくる母親の執念を、
「瞼の母」は、
幼いときに母と別れた番場の忠太郎が、一度でいいから我が子と呼んでもらいたい、
その切なさを、別れた母の苦悩とともに描いています。
講座では、震災で子どものご遺体がまだみつからない親御さんの気持ちや、
試験管ベビーが主張し始めたDNA的親探しの権利など、
現代にも通じる視点から、親が子を、子が親をあきらめきれない気持ちに迫る予定。
また、
「親子の情」は母親に限ったものではありません!
「産まない」性も、ちゃんと親心があることを、
歌舞伎でちゃんと描いてる。そのあたりも、併せて紹介します。
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