第112回「きっと歌舞伎が好きになる!」歌舞伎座二月大歌舞伎第二部「船弁慶」「女車引」

歌舞伎を観てみたい!でも、敷板が高い!という人。観たことはあるんだけど、あまりよくわからなかった、という人。
エンタメ水先案内人の仲野マリが、あらゆるジャンルのエンタメ大好き光線を発しつつ、現代を生きる人間として歌舞伎を楽しむ入り口にご案内します。

第112回「きっと歌舞伎が好きになる!」は、歌舞伎座「二月大歌舞伎」第二部、「船弁慶」と「車引」のご紹介です。

まずは「船弁慶(ふなべんけい)」。

名優・中村富十郎の息子・鷹之資(たかのすけ)が、本舞台で1か月間挑みます。
その足さばきの軽やかさ、能の稽古で鍛えた所作の美しさなど、20代とは思えない完成度の高さで見ごたえ十分! 

また「女車引(おんな・くるまひき)は、「菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅ・てならいかがみ」」という長編の一幕「車引(くるまひき)」のスピンオフで、本来は隈取をした三人の立役(たちやく=男の役)が演じる荒事(あらごと)のところを、女方三人(魁春・雀右衛門・七之助)のなよやかな舞踊で表現します。
そこには「車引」のストーリーだけでなく、同じく「菅原伝授手習鑑」の一幕で今回登場する三人の女性が登場する「賀の祝(がのいわい)」の内容を盛り込んでします。

同じ素材を異なる料理の仕方で見せる歌舞伎の面白さもお伝えできればと思います。ご期待ください!

 

 

ライブ配信は
Facebookページからと
Twitterページから
YouTubeチャンネルから。それぞれフォロー・チャンネル登録よろしくお願いいたします。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

カテゴリー

TOP