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描写力を身につけるには? 「寒さ」をどう描くか。

「文豪たちの2000字」も本日で16回。いよいよ4000字クラスの作品に突入します。
アーカイブもありますので、いつでもアクセスしてくださいね。

島木赤彦はアララギ派の歌人・詩人で、国学も極め、教育者でもあるという教養人。
彼が故郷の諏訪地方をどのように描くのか、その瑞々しい感性に触れていただきたく、この作品「諏訪湖畔冬の生活」を選びました。
彼が諏訪地方の「寒さ」をどのように文字で可視化していくのか。
描写の極意のようなものがここには詰め込まれているような気がするのです。

私は「感性と論理」の両輪で文章を書くアドバイスを主に行っていますが、
描写力というのは文章を書く上で、とても大切な要素です。
よく例に出すのが絵画ですね。
どんな大作であっても、その細部は全てスケッチ(=写生)をもとに構成されています。
写生=現実にあるものの描写=の積み重ねが全体を支えるということを、忘れないでください。

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