単行本「恋と歌舞伎と女の事情」目次
「恋と歌舞伎と女の事情」は、歌舞伎のお話を登場するヒロインの視点に立ってひもとき、現代の女性に共通する子心や不安、そして勇気を浮き彫りにしていきます。
全国書店、紀伊国屋書店、アマゾンのほか、
国立劇場内売店「文化堂」、新橋演舞場内売店、歌舞伎座ギャラリー横売店「楽座」(歌舞伎座タワー5階)でも購入できます。観劇の際、ちょっとのぞいてみてください。
書店や図書館にない場合は、リクエストしてくださいね。
第一話 「東海道四谷怪談」
・優等生の誇りと誤算~長女・お岩の物語
・そばにいて、愛してくれる人がいい~次女・お袖の物語
第二話 「怪談・牡丹燈籠」
・死んでもあなたを離さない~お露の幸せ
・幽霊に魂を売った夫婦~お峰の幸せ
・たとえ田舎の酌婦になろうとも~お国の幸せ
第三話 「曽根崎心中」
・死ぬことは生きること
・外伝=ないまぜになったリアルとフィクション
第四話 「仮名手本忠臣蔵」
・美しすぎる県知事夫人の涙~顔世御前
・勘平さんしか見えない!~おかる
第五話 「女殺油地獄」
・犯罪被害者の叫びが聞こえる~お吉
第六話 「熊谷陣屋」
・16年目に訪れた残酷すぎる再会~相模と藤の方
第七話 「毛谷村」
・オスカルになれなかった女~お園
第八話 「輝虎配膳」
・戦国時代を生き抜くスマートウーマンたち~越路・唐衣・お勝
第九話 「野崎村」
・野に咲く花の恋と意地~お光ちゃんと選択
第十話 「心中天網島」
・「河庄」 女はどうしてダメ男に惚れるのか?~小春
・「天満紙屋内」 尽くす女? 新しい女?~おさん
・「名残の橋づくし」 自分で決めた道だから~小春の死とそれからのおさん
第十一話 「妹背山婦女庭訓」
・全力で恋する女は美しい~お三輪と橘姫
コラム
①「豊志賀の死」
・「私って重い?」年上女性の一途すぎる愛
②「大石最後の一日」
・「家はつぶしてください!」とおみのは言った
③「お国と五平」
・男をのみ込んでいく魔性の女」
④「夕立」
・人生の転機に訪れた色恋の花火
ウェブで立ち読みできます!
「恋と歌舞伎と女の事情」は、単行本として発行する準備段階として、2016年8月から「かもめの本棚」のサイト「かもめアカデミー」で連載していました。
。第一回は2016年8月28日。
*2017年9月に加筆の上、書籍として発行。現在ウェブ上で読めるのは第一回と最終回のみとなっています。
第7回「新版歌祭文~野崎村」(全4回)…お光の物語
第6回「彦山権現誓助劔」(全3回)…お園の物語
第5回「女殺油地獄」(全3回)…お吉の物語
第4回「仮名手本忠臣蔵」㊦ (全5回)…おかるの物語
第4回 仮名手本忠臣蔵㊤(全4回)…顔世御前の物語
第3回 曾根崎心中 (全3回)…お初の物語
第2回 牡丹灯籠 (全3回)…お露・お峰・お国の物語
第1回 東海道四谷怪談㊦ (全2回)…お袖の物語
第1回 東海道四谷怪談㊤ (全4回)…お岩の物語
「恋と歌舞伎と女の事情」の歩み
★2013年12月より、「Wife」にて「歌舞伎の中のWifeたち」①~⑤を連載
①「仮名手本忠臣蔵」
②「熊谷陣屋」
③「女殺油地獄」
④「牡丹燈籠」
⑤「心中店網島」
★2014年12月より、上記をもとに、GINZA楽学倶楽部にてカルチャー講座「女性の視点で読み直す歌舞伎」を月1回開催(現在も継続中)
★2016年8月より、上記をもとに、「かもめの本棚」で「恋と歌舞伎と女の事情」を連載。
★2017年9月、上記に加筆して単行本「恋と歌舞伎と女の事情」を発行。
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